パソコン起動時にStop Error(ブルースクリーン)が出る
パソコンが起動しなくなったときは、とにかく落ち着いて情報を収集し対応をする必要があります。
ここではパソコンが起動しなくなったときの対処法を紹介しています。
【Stop Error ブルースクリーンが出る】
- ○背景が青い画面(ブルースクリーン)が出て、白い文字で英語や数字の羅列が表示されてしまう。
上記の症状の場合、ソフトウェア的な問題の可能性が高いです。
次のチェック項目を確認してみてください。
まずは、問題の切り分けをスムーズに行うために最小構成の状態でもう一度電源の投入をする。
最小構成=”キーボード、マウス、ディスプレイ”
最小構成で起動できた場合は、最小構成にする前に接続していたデバイスが原因の可能性が高いと切り分けることが出来る。
※CD、DVD、またはフロッピー ドライブからメディアを取り出すのも忘れずに。
最小構成=”キーボード、マウス、ディスプレイ”
最小構成で起動できた場合は、最小構成にする前に接続していたデバイスが原因の可能性が高いと切り分けることが出来る。
※CD、DVD、またはフロッピー ドライブからメディアを取り出すのも忘れずに。
- □コードからトラブルの原因を推測する
- トラブルの原因を見つけ、それを排除すればこの問題は解決するでしょう。
エラーコード | キーワード | エラーの原因 |
---|---|---|
0x0000000A | IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL | 実行中のプロセスまたはドライバが、アクセス許可の与えられていないメモリ領域にアクセスしようとした。explorer.exeなどの極めて安定したプログラムでこのエラーが発生した場合は、メモリが不良品である可能性が高い。 |
0x0000001E | KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED | 無効なメモリアドレスの参照やアクセス違反などが原因で、CPUが発した無効な命令をカーネルが検出した。 |
0x00000024 | NTFS_FILE_SYSTEM | NTFSボリュームを管理する「ntfs.sys」が破損したため、NTFS上のファイルを読み書きできなくなった。コマンドプロンプトから「sfc」を起動して対処する。 |
0x0000002E | DATA_BUS_ERROR | 物理メモリやCPU上のキャッシュメモリ、VRAMなどでハードウェア的な障害が発生している。 |
0x0000003F | NO_MORE_SYSTEM_PTES | システムがPTE(Page Table Entry)を使い果たしてしまったかPTEが断片化している。ドライバやアプリケーションがメモリの管理を適切に行っていないことが原因。 |
0x00000050 | PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA | 要求されたデータがメモリ内に存在しない。メモリに欠陥がある可能性が高い。 |
0x00000077 | KERNEL_STACK_INPAGE_ERROR | 要求されたカーネルデータのページをページングファイルから物理メモリ内に読むことができない。 |
0x00000079 | MISMATCHED_HAL | パソコンの種類を規定するHAL(Harware Abstruction Layer)とカーネルの情報が一致していない。再インストールが必要。 |
0x0000007A | KERNEL_DATA_INPAGE_ERROR | カーネルがページファイル内に見つからず、メモリへ読み込めなかった。 |
0x0000007B | INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE | 起動プロセスの実行中に起動ドライブにアクセスできなくなった。HDDのエラーや断線などハードウェアが破損している可能性が高い。 |
0x0000007F | UNEXPECTED_KERNEL_MODE_TRAP | 0による割り算、あるいはCPUが無効な命令を実行しようとした時など、あり得ない処理が発生した。ドライバに不具合がある可能性が高い。 |
0x0000009F | DRIVER_POWER_STATE_FAILURE | システムが無効な電力モードで動作していることが原因。スタンバイモードや休止状態への移行時に発生することが多い。BIOSで電源の設定を見直す。 |
0x000000BE | ATTEMPTED_WRITE_TO_READONLY_MEMORY | ドライバが読み込み専用のROMにデータを書き込もうとした。ドライバに不具合があるか、あるいはメモリが物理的に破損しているために、あり得ない領域に書き込むようにプログラムが書き換わってしまった。 |
0x000000C2 | BAD_POOL_CALLER | システムのプロセスやドライバがサイズ0のメモリプールを割り当てようとした場合や、すでに解放されているメモリ領域を解放しようとした。ドライバに不具合がある可能性が高い。 |
0x000000CE | DRIVER_UNLOADED_WITHOUT_CANDELLING_PENDING_OPERATIONS | ドライバが終了する前に保留されていた操作を取り消すことに失敗した。ドライバの不具合が原因。 |
0x000000D1 | DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL | 不適切なアドレスを使ったドライバが、ページ可能なメモリに不正にアクセスしようとした。ドライバに不具合があるか、あるいはメモリが物理的に破損しているために、あり得ない領域に書き込むようにプログラムが書き換わってしまった。 |
0x000000D8 | DRIVER_USED_EXCESSIVE_PTES | ドライバが大量のメモリを要求したために、システムがPTEを使い果たした。ドライバの不具合が原因。 |
0x000000EA | TEREAD_STUCK_IN_DEVICE_DRIVER | ドライバにエラーがあるため、コンピュータが停止した。 |
0x000000ED | UNMOUNtable_BOOT_VOLUME | 起動ドライブのマウントに失敗した。ハードウェアに不具合がある可能性が高い。 |
0x000000F2 | HARDWARE_INTERRUPT_STORM | ドライバが送信した割り込み解放信号に対しハードウェアが応答しないなどの理由でカーネルメモリが大量の割り込みを検出した。メモリなどに不具合がある。 |
0x0000021A | STATUS_SYSTEM_PROCESS_TERMINATED | セキュリティが保証できなくなった。 |
0x00000221 | STATUS_IMAGE_CHECKSUM_MISMATCH | ドライバ、システムファイル、ディスクの破損、ページファイルが破損などにより、チェックサムの値が正常な値と異なった。ほとんどの場合ハードウェアの異常が原因。 |