VineLinux4.2のテキストモードのインストール方法
VineLinux4.2のテキストモードのインストール方法を画像付きで分かりやすく説明します。
Vinelinux4.2とは(公式より引用)
Vine Linux はコンパクトで軽量な日本語ディストリビューションです。 CD 1枚に収まるコアオペレーティングシステムと VinePlus と呼ぶ追加パッケージ集により、必要に応じたオペレーティングシステムを構築することができます。定評ある RPM パッケージマネージャと APT によりソフトウエアの追加や更新が簡単に行うことができます。
Vine Linux 4.2 はいわゆるパソコン (Intel x86互換システム) と PowerPC を搭載した Macintosh で動作し、どちらの環境でも同じように利用することができます。
Vine Linux の開発にはだれでも自由に参加することができ、必要とする人が必要とするものを作り上げる自由なオペレーティングシステムです。
【OSのダウンロード】
まずはVine Linuxの公式ページで最新版のVineLinuxをダウンロードしてきます。
公式ページにアクセスしてダウンロードをクリックします。
ミラーサーバを選択し、ダウンロードボタンを押すとダウンロードが始まりますので、そのまま保存しましょう。
対象はMacintoshでなければPC/AT互換機で問題ないでしょう。
ダウンロードしたISOファイルをライティングソフトでCDに焼きインストールCDを作成します。
BIOSの起動順序をCDが一番に来るように設定します。
【インストール手順】
画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます。
作成したインストールCDをCDドライブに入れてパソコンを再起動するとインストールが開始されます。
テキストモードでのインストールの際は基本的にマウスは使用しません。
キーボードの矢印キー(↑↓→←)でカーソルを選択していきます。
- インストール開始画面です。
- 今回はテキストモードでのインストールをするのでここで「linux text」と入力してEnterキーを押します。
- 続いては言語の設定です。
- 日本語を選択して次に進みます。
- キーボードは「jp106」を選択してOKで次に進みます。
- インストールの種類の選択画面では自分の用途に合ったタイプを選択しましょう。
- パッケージは後からでも追加ができるので、とりあえず「Base System」でインストールすることにします。
- すべて
- フルインストール
- Desktop
- デスクトップ端末用途ととしてのインストール
- Base System
- ベースのみ(最小構成で)のインストール
- Custom
- インストールするパッケージを細かく選択してインストール
- インストールするパッケージは後で選択できます。
- 続いてはディスクのパーティションの設定です。
- パーティションの設定は自動でやってくれるので今回は「自動パーティション設定」を選択します。
- 今回はデュアルブート構成ではなくVineLinuxをクリーンインストールをするので「システムのすべてのパーティションを削除」を選択します。
- ブートローダの設定。「GRUB」を使用するにチェックを付けてOKを押下します。
- ブートローダのインストール先は「/dev/hda マスターブートレコード(MBR)」を選択します。
- 「ネットワーク設定」と「ホスト名」はお使いの環境に合った設定を入力します。
- ここで静的IPを振る場合はデフォルトゲートウェイを設定する項目が無いのでインストール後に設定します。
- ファイアウォールは有効にし使う予定のサービスにだけアクセス許可を与えましょう。
- 使わないサービスのポートを開けることはセキュリティ的によくありません。
- もちろんこの項目も後から変更することができます。
- 追加言語はJapaneseのみで次に進みます。英語も入れたければEnglishにもチェックを入れましょう。
- タイムゾーンはAsia/Tokyoを選択します。
- rootパスワードを作成し、インストールするパッケージグループを選択します。
- パッケージは後からでもインストールすることができるので今回は最小を選択しました。
- インストールが開始され、途中で「X設定のカスタマイズ」画面が表示されます。
- 色深度と解像度をお使いの端末の設定に合わせます。
- このときにどの解像度にしていいのか分からなければ取りあえず「色深度:16ビット 解像度:640×480」に設定しておきましょう。
- Xの設定も後から変えられるので。
- Xの設定が終わったらしばらく待てばインストールが完了します。