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CentOS4 のネットワークインストールについて

CentOS4 のネットワークインストールについて

CentOS4のネットワークインストールをします。
ネットワークインストールの良いところは無駄にCD-Rを焼かずに済むというところです。
今回は1枚のCD-Rのみインストールを行います。

【検索ワード】

CentOS4 ネットワークインストール

【ネットワークインストール手順】

画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます。

【boot.isoのダウンロード】

http://ftp.nara.wide.ad.jp/pub/Linux/centos/4/os/i386/images/
上記のURLよりboot.isoをダウンロードしてきて、CD-Rに書き込みます。
インストールする端末に、先ほど作成したCD-Rを入れて電源を投入する。(この時、BIOSでCD-Rから起動するように設定しておく事をお忘れ無く)

【CD-Rから起動する】


CentOSのブート画面が立ち上がりますのでlinux askmethodを入力してEnterキーを押す。

boot: linux askmethod




言語の選択画面は「Japanese」に設定します。
次にキーボードの選択画面が表示されます。
jp106を選択してOKボタンを押す。

【ネットワーク関係の設定】




インストール方法の選択画面が表示されます。
HTTP」を選択してOKボタンを押す。
TCP/IPの設定画面に進みます。
インストールするパソコンのIPアドレスとその設定をします。
HTTPのセットアップ画面に進みます。
ここではインストールするファイルが存在するサーバーの指定をします。
今回は下記の通りに設定をします。
WEBサイト名 192.26.91.193 ←※
CentOS directory /pub/Linux/packages/CentOS/4/os/i386/

※192.26.91.193はftp.kddilabs.jpのIPアドレスです。
今回はKDDI 研究所のミラーサイトを利用させてもらいました。

【インストールの種類】



インストールの種類の選択画面に進みます。
希望するインストールの種類を選択します。
以下の中から用途にあったものを選択してください。

  • ○パーソナルデスクトップ
  • ○ワークステーション
  • ○サーバー
  • ○カスタム

【パーティションの設定】

CentOSをインストールするハードディスクのパーティションの設定をここでします。


以下の中から用途にあったものを選択してください。

  • ○自動パーティション設定
  • ○Disk Druidを使用して手動パーティション設定

※今回は「自動パーティション設定」を選択しました。
次はインストールするハードディスクに対してのパーティションの設定をします。

  • ○システムのすべてのlinuxパーティションを削除
  • ○システムのすべてのパーティションを削除
  • ○すべてのパーティションを保持し、既存の空き容量を使用

新しいハードディスクにインストールしようとしているので「システムのすべてのパーティションを削除」を選択しました。
他のOSとデュアルブートの構築をするのであれば一番下のものを選択すればいいと思います。

【grubとfirewall】



ブートローダの設定です。
特に問題がないのであればこのまま次(N)を押しましょう。



ネットワークはお使いの環境に合わせて設定してください。
firewallとSElinuxはセキュリティ確保のため有効にしておきましょう。
SSHとWEBサーバーとFTPとメールサーバーのポートを開放することができます。
よく分からないのであればポートは空けないようにしましょう。

【その他の設定】



ここでは追加する言語を選択します。
日本語以外に必要な言語がある場合はその項目の左のチェックボックスにチェックを入れます。


タイムゾーンの選択画面に進みます。
アジア/東京を選択してOKボタンを押します。


rootパスワードの設定をします。
6文字以上のパスワードにしましょう。


最後にインストールするパッケージの選択です。
インストールの種類で選択したものの他の必要なものがあればここで選択ができます。
何を入れればいいのか分からないなら、全部入れてしまうのも手かもしれません。
この入力が終わるとCentOS4のインストールが開始されます。

しばらく待てばインストール完了です。
CD-Rを抜いて再起動するとCentOS4が動き出します。


お疲れ様でした。

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